不登校で勉強に遅れが出た娘。子供にあった勉強法で遅れを取り戻せたコツとは

私は現在40代の専業主婦です。小学3年の娘が1人です。

突然の不登校。当然他の生徒より勉強が遅れ親子でパニック

もともとはフルタイムで働いていたのですが、娘が小学校2年生の冬から不登校傾向になってから仕事を辞めました。不登校傾向というのは、「学校に行きたいけれど、極度の不安から1人では教室に入れない」という状況でした。

何か大きなきっかけがあったわけでもなく、それまでは元気に1人で登校していたので、突然親子にふりかかったパニックでした。数日連続で家にいることもあれば、私も教室の後ろで一緒に授業を受けるなどの対応をしていました。

娘の感情の波がありましたので、落ち着かない時は別室で親子で自習をしたり、教育補助の先生にマンツーマンで授業をしていただいたりもしました。そうなると当然のように、他の生徒よりは勉強が遅れます。

学校に行くだけで精一杯。勉強を取り戻すどころではなかった

幸いなことに私も一緒に授業を受けることが多かったので、現代の教育の進め方を生で体験させていただくことができました。先生の授業から、だいたい次のテストに出る問題も予測ができたため、重点的に子供に遅れている所を教えることができました。

しかし、学校に行くことだけでも精一杯の気質の娘に、さらに遅れた勉強を取り戻させることは至難の技でした。感受性がもろく、したくないことにはとてもつもない不安感を覚えるため、私が無理に教えこもうとすればするほど、拒絶反応を起こしました。

興味のある媒体で親子のふれあいと、勉強を楽しいものと認識してもらうことを意識した

そこで考えたのが、寝る前に布団に入ってからスマートフォンの手書き機能を使っての勉強法です。タブレットやゲームに触れることが好きな娘なので、スマートフォンに指で字が書けることにとても興味を示しました。楽しんでくれたらこちらのものです。

「じゃあ、学校っていう漢字はどんな字だ?」と問題を出すと、書いたり消したりしながら、考えます。当たっていたら赤で大きく丸をつけます。計算問題も同様に書いて解答してもらいます。

ゲーム感覚でできること、また寝る前の母親との時間を共有できることも嬉しかったのだと思います。解ける問題が多くなると学校の授業でも自信がつくようになり、手を挙げて発表する回数も多くなってきました。漢字のテストでは90点以上とることも多く、不登校気味であるにも関わらず学習が追いついていることに、先生方からも労いの言葉をいただいています。

同じ目線に立って子供の気持ちの一番の理解者になる

3年生に進級してからは、心の乱れもだいぶ落ち着いてきました。しかし、元々自ら勉強に向き合うタイプでもなく、周りと比べて悔しいという感情が皆無の子なので、親が一緒になって遊び感覚で楽しめるような工夫を続けています。

なかなかここまで子供の勉強に向き合う時間をとれない親は多いと思います。私も共働きのままではこのようなことは絶対にしませんでした。

今は、娘の気質は私の人生に与えてくれたかけがえのない贈り物だと思っています。何かを学んでいくことの楽しさを一緒に共有する声がけをしてあげれば、子供の心は動くのだと思います。「たいへんだよね、勉強って」と同じ視線に立ってねぎらえることが、子供の中のスイッチを押すのだと思います。