【読書感想文の書き方】苦手な読書感想文を楽しく書いて、審査員を感心させる3つの方法

現在41歳の専業主婦です。

読書は好きでたくさん読み読書感想文も得意だった

子供の時から本を読むことが大好きでした。その一番の要因は、実家が本屋を営んでいたことがとても大きいです。お店からカバーがかかっていない本を拝借しては綺麗に読み、また店に戻すという毎日を過ごしていました。
特に純文学が大好きで、小学校低学年の時からすでに三島由紀夫などを読んでいたものです。漢字を覚えるのも早く、言葉のボキャブラリーも同じ歳の子に比べて多かったと思います。元々あまり活発な性格ではないのですが、自分で空想した物語を友達に話して聞かせたり、紙に書いてみんなに読んでもらうことが大好きでした。
当然読書感想文も得意中の得意分野でした。自分では特にうまく書こうとは思っていなくても、すらすらと思ったことを書くだけで、毎年のように読書感想文コンクールに入選していました。自分だけの感想文を書くのでは物足りず、読書感想文が苦手な友達の分も書かせてもらっていたりしました。(ちなみにその子の感想文もコンクールに入選していました)

自然と賞を取っていた自分と友達には3つの違いがあった

「いつも賞を取ってすごいね」と友達に言われるたびに歯がゆい気持ちになり、さらに「何を書いていいか全く鉛筆が進まない」と悩む友人に対して不思議な気持ちでいました。
そしてある時、なぜ自分と友達との文章の間に違いがあるのか比較してみることにしたのです。
そこでは主に三つの違いがありました。

審査員を感心させる3つの方法

まず一つ目は、「ですます調で書かない」ということです。

私は小学校1年生の時の感想文からすでに、文末は「である」「ではないか」など論文のような文体を使用していました。純文学ばかり読んでいた影響もあったと思います。周りを見渡せば8割の友達が「ですます調」で感想文を書いていたので、その中でも「である」という文末を多用することで、大人びた知的な印象を審査員に与えていたと思います。

二つ目は、起承転結を意識して書くということです。

特に一番大事なのは、「起」の部分です。これは読み手へのインパクトを残すつかみの部分です。武者小路実篤の『友情』を例にしてみると、多くの人が「私は武者小路実篤の友情という本を読みました。」から始まるのに対し、私の場合は「真の友情は恋愛の前では無力なのか?」という文章で始めます。話のきっかけになる部分を最初にどーんと提示するやり方です。このことにより、「何かこのコの感想文からは別な臭いがするぞ」という印象を与えることができます。

そして最後のポイントにして一番肝になる部分が、その小説に対して不特定多数の人が抱く感想は書かないということです。

友情がテーマの小説であれば、「友情とはかけがえのないものだと思います」という感想では多くの感想文に埋もれてしまいます。どんなに読みやすく文体が綺麗な感想文を書いても、印象に残らないと意味がありません。あえて「本当に友情が全てなんだろうか?」という視点で読み進め、それについて論じる方が審査員の気持ちを引き寄せることができます。(まれに子供らしい素直な感想文を求める先生にあたってしまうと、審査に漏れてしまう可能性はありますが・・・。)
そのための裏技として、その小説に対する書評をネットなどで検索しておいて、多くの人が抱きやすい感想を頭に入れておくと良いでしょう。意識して別な角度から読むことができ、感想文の文脈を思い浮かべながら本を読み進めることができます。

以上三つのポイントから、周りとは違う「うまい!」と唸らせる読書感想文を書くコツについて紹介してきました。
読書感想文は苦手だなと思っている人はもちろん、どうせ書くなら冊子に残るような感想文を書きたい!という意欲のある人にもおすすめの方法です。

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